SHAPE

シェイプ・形状

アシンメトリー　左右非対称

常にコンパクトにまとめてはっきりとしたコントラストを意識してください。正反対の形状を組み合わせると外見に刺激的なリズムが生まれて効果的です。

• 非対称と不規則な形状
• 直線的なエッジとコンパクトでやや幅広い形状
• ころんとした厚みのあるボックスシルエット
• 角ばったシェイプ

避けた方が良いもの

• 非常に繊細で複雑な形状
• シャープなエッジや直線的な要素が全くないシンプルすぎる形状（おとなしくまじめすぎるもの）
• アバンギャルドなウィットに欠けた大きくて派手なもの

LINE AND SILHOUETTE

ラインとシルエット

スタッカートライン

基本はコンパクトな身体を強調するスキニーなぴったりとしたシルエットをベースに、不規則またはアシンメトリーなラインのリズミカルで歯切れの良い要素を追加する。

• 不規則で歯切れの良いシルエット
• 左右非対称（アシンメトリー）
• 角ばった箱型のアウトライン
• 直線的でシャープなライン、またはしなやかで力強い曲線（ぐにゃぐにゃ混みいっていないもの）
• 縦に細長い垂直線や流れ落ちるようなドレープは、トップスまたはボトムスのどちらかでセパレートして必ず途中で途切れさせて使用する（全身で長い垂直線を強調させないようにする）

避けた方が良いもの

• 遊びのない無難なシルエット
• だらしないシルエット
• 繊細で複雑なライン
• 過度にドレープされた流れるようなライン

FABRIC

布地の素材

• 軽量〜適度な厚みがあるもの
• わずかにパリッとしたハリ感、シャリ感のあるもの
• 生地が薄い場合はできるだけ仕立ての良いものを選ぶと良い
• ざっくりとした粗さのあるものや厚みのある素材は正反対の質感のものと上下セパレートで使用する（重量感のあるしっかりした質感のボリュームジャケットとリブニットのスキニーパンツの組み合わせなど）
• 基本はマットな質感、またはほのかに光沢のあるものがよい
  非常に光沢のあるメタリック素材はマットと組み合わせると効果的、表面に艶のある硬い素材（ブロケード・サテン地に浮き模様を織り出した織物、厚みのあるサテン生地、スパンコールやビーズ素材）は夜の装いに最適です
• 表面のざらざらした風合いのものやブロケードのようなしっかりとした織布はどれも非常に似合う
• リブニットや伸縮性のあるジャージ生地はコンパクトなボディラインを強調するのに効果的。同様に厚みあるタイツは重宝します。

避けた方が良いもの

• 非常に繊細で薄い生地
• 全身を重くて固いかさばる生地で覆う

DETAIL

ディテール、デザイン

カラフルで不規則、アシンメトリー、角張っていて直線的なYANGのディテールを取り入れましょう。小粋でインパクトのあるディテールのアクセントによってあなたの知性と洗練されたウィットを適切に表現することができます。

• 肩周りのライン
  直線的なラインは常にはっきりさせる、シャープで角ばった肩周りのディテールは欠かせません
  
  
• ネックライン
  幾何学的、アシンメトリーまたは不規則なデザイン、もしくはマオカラー、スタンドカラー、タートルネックなど飾り気のないすっきりとしたもの
  
  
• パリッと仕立てられたシャープなエッジを持つ幾何学的なディテール
  プリーツ、プラケットフロント（シャツの前たてに折り返しのあるデザイン）、エポーレットなど控えめで小さいものではなくやや大きめでインパクトのあるものがよい
  
  
• コントラストのある仕上げで控えめではなく大胆であればあるほどよい
  襟、袖口、パイピング、印象的なボタンなど
  
  
• ラペルは、シャープで輪郭がはっきりしているか、幅が広く切れ込みが入っているか、きれいで彫刻されているが繊細で細かいものではない
  
  
• ウエストの位置はやや落とすか、またはトップスの裾を少しブラウジングする。サッシ、ロープ、大胆なディテールなど。)は、非対称で、大袈裟でひらひらしていない限りよく似合います
  
  
• ボトムの裾の長さはトップスに合わせて自由に設定できますが、コンパクトなボディを強調するには短い方がより効果的
  ボトムは常にトップスの正反対の長さでコントラストを出してください

避けた方が良いもの

• 非常に質素で飾り気のない地味なもの
• 大袈裟で派手なもの、繊細に作り込んだもの
• シャープなエッジのないプレーンで地味なもの
• 上下がセパレートされていない（コントラストがない）細長いディテール

フランボイヤント・ガミンの配色は刺激的で活気があり大胆でなければなりません。あなたは他の人がまず手を出さないような大胆な色の組み合わせや、多色使いのカラフルな配色もおしゃれに着こなすことができます。アクセントになるカラーをたくさん使ってリズミカルな活気を与えましょう。基本的にはっきりとした鮮やかな色を必ず一つは使用してください。このような大胆で明るいタッチのアクセントがないと、あなたの持ち味であるダイナミックなエネルギーが失われてしまいます。あなたのYIN/YANGバランスを適切に表現するために配色でもはっきりしたコントラストを表現してください。

Kibbe氏は特に髪色とメイクアップについてパーソナルカラーを重視することを推奨しています。

避けた方が良い配色

• コントラストのアクセントが全くないワントーンのみの組み合わせ
• パステルカラーのみの淡い配色（アクセントが効いている場合や模様が鮮明に定義されている場合を除く）
• アクセントのないベーシックカラーのみの配色

Print

プリント柄・模様

プリント柄はあなたの個性を魅力的に表現する場です。柄on柄といった個性的な組み合わせも似合います。

• アシンメトリーで不規則な模様
• コントラストのはっきりしたパターン
• ユニークで個性的な柄、アヴァンギャルドなパターン
  幾何学模様、アニマル柄、抽象的な模様
• モチーフの大きさは中程度〜大　（小さすぎないものがよい）

避けた方が良いプリント模様・柄

• 水彩画のように滲んだ模様
• 低コントラストの細かい模様
• ロマンティックな花柄 (イラスト風や抽象的な花模様を除く)

Hair

ヘアスタイル

フランボイヤント・ガミンのヘアスタイルは直線を意識してアシンメトリーにセットするか、スッキリしたボーイッシュな雰囲気のスタイリングがおすすめです。ショートやボブスタイルなど洗練されたカットが必要になるため、常に美容院に通ってシルエットを維持することが最も重要なポイントになります。短い垂直線（全身の等身バランスで頭部が大きい）の強調と大きな目を際立たせるには前髪のあるのスタイルも選択肢の一つです。

避けた方が良い髪型

• シャープすぎるシルエット
• きっちりとしたスタイリング（キャビンアテンダントのような）
• 大きく派手なカールのような豪華なスタイル
• 洗いざらしの無造作なスタイル
• 彫刻的なスタイリングに欠けた普通のパーマやウェーブはあまりおすすめしない
• 過剰なレイヤースタイル（乱雑に見える）

Make-up

メイクアップ

メイクアップはくっきりした頬骨を強調し、スモーキーなアイメイクで猫のような大きな瞳を強調しましょう。カラーメイクがよく似合いますがフレッシュな雰囲気が消えないように厚化粧には注意してください。昼はマットに、夜はわずかな輝きをプラスしましょう。

避けた方が良いメイク

• 淡い色のソフトなグラデーション（シャープさがないと実際の年齢よりも老けて見えます）
• すっぴん風の色味のないメイク
• 過度にキラキラしたテクスチャー（上品さにかけて見える）
  夜のお出かけでほんの少しの輝きで十分です